この物語はフィクションです


私が探偵事務所を探すことになったのは子供のためです。もしも夫婦二人だけの家庭で、子供がいなかったら、探偵事務所にお世話になることはなかったかもしれません。
妻の不倫と息子への想い


妻の不倫に気付いていたものの、私は仕事の忙しさにかまけて、この問題をおろそかにしていました。ただ小学校に入ったばかりの息子のことだけは心配でした。

お子さんのことを考えると、その状況はマズいですね。

不倫をしているような母親のもとで成長していく息子にどんな影響が出てくるのか、例えば、人間性の問題や不倫相手との関係などといった心配です。


当時、私が息子とゆっくり時間を過ごせるのは週末の2日だけでした。週末になると息子と二人で公園に遊びに行ったり、私の趣味の釣りに連れて行ったり、たまに遊園地など遠出をしたりしていました。


普段一緒にいれる時間が少ないためか、息子はいつもはしゃいでいて楽しそうでした。そんな息子が私のいないところで、妻の不倫相手と親密になっていくのではないかと考えると気が滅入る一方でした。
離婚の決意と親権問題


私のなかで妻との離婚は明白でした。ただ離婚をどのように進めたらよいのかを悩みました。


私が息子の親権を持てるのかという点です。調べたところ、親権者として適格かどうかは、息子の養育状況によって決まると書かれていました。

認識のとおりです。男性だからとか女性だからという理由ではなく、お子さんを育てられる環境が整っているのかが重要です。

私は妻と比べて圧倒的に息子と一緒にいる時間が少なく、もしも妻が親権を主張したら、私は不利な状態になります。

親権を取る目的で探偵事務所へ依頼


妻の不倫によって息子の成長に障害があることを証明出来る方法はないかと考えました。そこで思いついたのが探偵事務所への依頼です。


探偵事務所へは妻がどれだけ子育てをおろそかにしているか、という点に絞って証拠となるものを見つけてもらうようお願いしました。


探偵事務所の不倫調査では、妻が不倫相手と会っている時間帯やその間の息子の状態を調査していただきました。そして調査結果としては一度だけ夜間の数時間、妻が息子をひとりで家に残し、不倫相手と会っていた証拠を得ました。
離婚調停とその結果


妻に離婚を切り出しました。思っていたとおり妻も親権を主張したので、話し合いでは解決できず離婚調停をすることになりました。

お互いに譲れない箇所もあり、なかなか決まらなかったんですね。

離婚調停では、離婚後、息子が私のもとに残る場合、生活環境や経済的な面で安定性があるという点において、私に少し優位性がありました。

それはよかったですね。探偵事務所の力もありましたか?

はい、ありました。なによりも決定的となったのは探偵事務所の調査によって得られた証拠でした。おかげで私は親権を取ることができました。


たとえ、妻が不倫したとしてもその理由だけで親権を取ることはできないと言われていますが、それが子供の幸せを阻害するような行為をしているのなら有効な証拠となることが、今回の経験を通して分かりました。それには探偵事務所の力を借りることが最善だと実感しました。
