この物語はフィクションです

編集部
今回の相談者様は、過去の出来事から深いトラウマを抱えていた奥様。ご主人の浮気で更に悲しい思い出が蘇ってきたということです。今回は奥様にインタビューを行い、トラウマの原因やご主人の浮気発覚のきっかけ、探偵事務所への依頼までの経緯を伺いました。
トラウマから慎重になった結婚

編集部
もしよろしければ、そのトラウマについて教えていただけますでしょうか?

相談者さん
はい。子供の頃に両親が離婚しました。離婚する前は喧嘩が絶えず、父の浮気が原因だったという記憶があります。夜中に両親が喧嘩を始めると、布団の中に潜って耳を塞いで、泣きながら言い争いが終わるのを待っていました。

編集部
両親の口論は子供によって悪い経験ですよね。

女性相談者さん
当時、私はまだ幼くて浮気の意味を理解していませんでしたが、両親の喧嘩があまりにも凄まじかったので、「浮気というものは怖い、人を恐怖に陥れるもの」という感情がずっと心に残るようになりました。

編集部
それはとても辛い経験でしたね。

相談者さん
両親の喧嘩をたくさん見てきたことで結婚には慎重でした。主人とは大学時代からの付き合いで、7年交際した後に結婚しました。

編集部
だいぶ交際期間も長いですね。

女性相談者さん
。主人となら大丈夫だという確信を持ったので、結婚したのですが……。結局主人も父のように浮気していました。
夫の浮気を予感

編集部
どういうきっかけでご主人の浮気が分かったのですか?

相談者さん
主人は個人で会社を経営しているのですが、小さな会社なので自宅兼事務所になっています。自宅にこもって仕事をしていて、外出は営業や取引先との付き合いのときだけなのですが、突然「事務所を借りる」と言い出したのです。

編集部
急ですね。

女性相談者さん
そのとき、「浮気しているかも……」と感じました。

編集部
でも、仕事に集中したり、お客様と打ち合わせをしたり、事務所を借りたほうがいいという考えだったのではないでしょうか?

相談者さん
もちろん、そのような考えがあってのことだというのは理解できました。でもなんとなく直感で怪しいと思ったんです。やはり、トラウマのせいで少しのことでも不安になってしまったのかもしれません。

編集部
なるほど。そのように感じて、奥様の状況はいかがでしたか?

相談者さん
思っていた通り、パニックになりました。とにかく「怖い、どうしよう……」という気持ちでいっぱいでした。

編集部
それでどうされましたか?

相談者さん
親友に相談しました。親友は主人とも知り合いなので、「ご主人に聞いてみようか?」と言ってくれたのですが、勇気が出ませんでした。

編集部
どうしてですか?

相談者さん
主人は、自分の知らないところで噂をされるのが嫌いなタイプで、もし親友が主人に浮気のことを尋ねたら怒ると思ったからです。

編集部
旦那さんのことを考えた結果ですね。

女性相談者さん
とにかく「怖い」という気持ちが強かったです。それなら決定的な証拠を見せれば、冷静に話し合えるのではないかと思い、探偵事務所にお願いすることにしました。
探偵事務所での調査

編集部
探偵事務所での調査はどのようなものでしたか?

相談者さん
浮気調査です。自宅から出ていく主人を尾行してもらいました。

編集部
一般的な浮気調査ですね。調査詳細はどのようなものでしたでしょうか。

女性相談者さん
調査をお願いして数日は事務所を探している感じだったようですが、1週間ほどして浮気現場を撮ることができたようです。

編集部
相手はどのような方でしたか?

女性相談者さん
写真では私の知らない女性だったので取引先の人だと思います。

編集部
調査結果が出てからご主人と話し合いましたか?

相談者さん
はい。恐る恐る証拠写真を見せたところ、主人は冷静でした。言い訳をすることもなく、一言「ゴメン。」と。その言葉を聞いたらホッとしてしまって……。「怖い」という気持ちが消えて、涙が止まりませんでした。

編集部
ご主人の性格をよく知っているからこそ、探偵事務所に依頼したことは正解でしたね。

女性相談者さん
父のように怒鳴ることもなく、冷静に対応して謝ってくれたことで安心できました。

編集部
良かったですね。そこからどのように話し合いをされたのでしょうか?

女性相談者さん
もちろん、浮気されたことは悲しかったですが、浮気関係になってから短かったことやその後の主人のやり直したいという気持ちが伝わったこともあって、離婚はせず夫婦として再び頑張ることにしました。

編集部
決定的な証拠があると反論することもできませんし、それもあって冷静になってくれたのかもしれませんね。本日はありがとうございました。
